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パグ繁殖(生殖)
パグの繁殖生理
パグの性ホルモン
パグの牝について
牝の仮妊娠
牝の発情期間と表
早期妊娠診断

犬の特徴 ◆動物取扱 ◆スタンダード ◆繁殖 ◆知識 ◆クラブ実態 成長期 ◆災害用具 ◆動物保護 ◆DNA ◆選び方 ◆子犬の特徴 ◆出産申請 分娩 ◆誕生 ◆ショー ◆旅立ち  ◆引退犬 ◆クラブ加入   

パグの繁殖(生殖)
パグ血統書5代調査
●種♂・♀を交配する場合にはブリーダーは1頭の種♂・♀について両親犬を4代〜5代まで調べるのを基本とする。
●生まれた子犬を目で見て、手で触れて、ひとつひとつを確認して子犬を選別して、次のブリーディングストックとしてドッグショーに参加してスタンダードを維持していく
●パグを比較して確認する公の場は今ま各地で開かれているチャンピオンシップショーです。
●同じ子犬同士がショー会場でトップを競い会う事もしばしばありますが犬との戦いは(胸の張り具合、後ろ足の強さ・横間隔のパランス・前足・毛色・パグでは短毛等)審査委員の好みで決まり敗戦したからと言って残念がる事よりも犬の長所を伸ばし短所を減らす努力が繁殖では大切です。
●犬の繁殖に関わる時神が与えてくれた種族保存の営みと、先人が伝えてくれた文化を大切に持続して行きたいものです。

パグの繁殖生理
●多くの人々のたゆまぬ努力により改良が進められ、現在のパグ犬のスタンダード(基準)は、先人が残してくれた偉大な「パグ文化」といえるでしょう。
 「スタンダード」を知れば知るほど改めて関心するほどであり、発情についても云える事でこのように犬種ごとに充分理解しないと思わぬ間違いを犯すことにも成りかねません。
 地上に生命が誕生して依頼犬にも一定の寿命が定められているがしかし、この限界を超えて生命の永続と種の保存を可能にするために、神は性細胞による「生殖」という手段を作られたのです。
第1章 パグの性ホルモン
 繁殖(生殖)とは種族保存を目的とする生体の働きの一つです、これらの働きのほとんどは「ホルモン」であります。ある細胞で生産されたホルモンは血液によって運ばれ、それぞれのホルモンに応じて標的器官の動きを調節したり活性化している。
パグ(♂ パグ(♀
1)精巣における精子形成(ホルモン支配)
●精原細胞の増殖
●精母細胞の成熟分裂
●精子完成
●精子の束状集合
1)卵巣における卵形成(ホルモン支配)
●卵胞の発育
●卵の成熟
●排卵
●黄体形成
2)精子移行及び貯溜
●精細管から精上体への移行
●精子上体における精子貯溜と成熟
2)卵子移行(ホルモン支配)
●卵管采による卵子の取り込み
●卵管通過
3)副性腺分泌液の生産(ホルモン支配) 3)着床の準備(ホルモン支配)
●子宮内膜の増殖
●子宮内膜の分泌作用
交配(ホルモン支配) 受精
1)交尾反射
●性欲
●交配
●射精
●オルガスムスと精子受容
1)精子移行
●牡ス性性器内の精子移行(ホルモン支配)
●精子の受精能獲得(ホルモン支配)
●受精及び前核の融合

第2章 パグ犬の生殖生理
パグの♀の陰部

パグの成犬交配時期と年齢
時期と妊娠年令 自然交配
9ヶ月1日 3才
11ヶ月 4才
1才 5才
2才
Ch完成後♂♀DNA登録
パグ(♀)について
性周期とは
 牝犬の妊娠が見られる生殖活動の周期は、完全生殖周期と呼ばれ、卵胞発育、発情、交尾、排卵、黄体形成、妊娠、分娩および 乳の各相が繰り返す周期です。犬は季節に1回の発情、排卵を発現する単発情動物ですので発情周期は繰り返さないが
交配がなされなくても自然排卵し、妊娠期に匹摘するくらい機能性黄体が存続します。
牝犬の性成熟に達するまでの期間
 小型犬で6〜10ヶ月・大型犬で18〜24ヶ月とかなりの幅が見られるのは犬種の多い事が原因で幅を持たせています。
周期性
小型犬種で5〜9ヶ月・大型犬で8〜12ヶ月と言われています。
牝の発情周期
発情前期 (発情出血)が出始め陰唇部が変化する、触擦するとまだ全体に硬いのが特徴。まだ牡を受け入れないが、繁殖経験のある成熟牝犬は時折受け入れるパグ犬も見られますが、この期間は5〜20日、平均10日である。
発情期 (牡を受け入れる時期)膣分泌物は、今までの血様赤色から血精様色に変化・陰唇も全体に柔らかくなり、尾のフラッキングや陰唇部を嘗める。この時期は7〜12日、平均8日である。
要注意、 この時期が5日以下に短縮した場合は、排卵を伴わない場合が見られます。
発情後期 (休止期)
黄体は42日頃より退行するが、多少長引く事もある、平均60〜100日である。
この期間全ての犬はプロジェステロンにより子宮の変化を中心に仮妊娠となる。子宮が増殖、肥大して特に子宮線の増殖が著しい。
非発情期 平均30日である。外見上から見た場合、身体は最も交配に適した状態であるが内部の卵巣では、小さな卵胞が次々と発現しては閉鎖退行していてエストロジェンも小量分泌されて子宮もゆっくりと増殖をはじめている。
パグの仮妊娠について
仮妊娠の特徴 
●乳房・泌乳・体重増加・膣・性行動の変化などが見られる事が多い。特に泌乳は2週間以上に渡って見られる場合がある。
●妊娠犬と仮妊娠の場合はプロジェステロン濃度の比較では、妊娠犬の方が高濃度を示す。
仮妊娠
牝犬が発情終了後、妊娠をしなくても巣作をしたり乳腺が発達して乳汁を分泌したりすることをいう。
パグ♀牝の発情出血の期間と表
発情出血の期間
出血量の変化の観察は重要です。
個体によってはしばらく排出がみられる犬もいる。
出血は発情前期より始まり発情期ではほとんど見られない
9 10 11 12 13 14 15 16 17
出血の持続日数は13日〜15日までが多く見られる
犬の発情は生涯続くので老犬の脇で交配をすると関心をもつ為避妊対策
犬の出血起源
子宮内膜に伴う血液の濡出ものである。
異常出血の疾病
胎盤部位の子宮退縮不全のポリープ
子宮炎・外陰炎・膣炎等があげられる。

第3章 早期妊娠診断
触診法
交配25日頃より医師の診察    排卵後25日〜35日頃までに実施することで正確な診断が行なえる。
X線診断法
交配40日頃より医師の診察    「パグの胎児数」の判定や「産道と胎児の大きさ」を比較確認する目的で診断する。
産道と胎児の大きさ」を見落とすとパグの親子の死亡も有りえますので早期に医師との相談を必ずして下さい。

第4章 出 産
パグのお産は夜間が普通
●お産が近付くと落ち着きがなくなり用意した寝箱に入る回数が増え不安な様子を見せる。
●排便や排尿の回数・呼吸・脈拍も増えお産が近くなると食事の減少。
●陰部が開き粘液の流出がみられ体温が1度ぐらい下がる。
●陣痛が始まりお腹の筋肉が緊張したり、りきんだりする様子がわかる。
●15分ぐらいすると胎水の入った袋(胎膜)を娩出するとりきむのをやめて何事もなかつたように歩き廻る犬もいます。
●再び2回目の陣痛が始まり、最初の子犬が生まれてくるまでは15分ぐらいの時もあれば1時間もかかることがありますがこの時に陣痛剤を医師に打ってもらい犬の負担を軽くしています。
●子犬は頭から先に生まれることもあります(頭位上胎向)・尾が先の場合(逆子・尾位上胎向)がどちらも正常分娩です。
●子犬は薄い胎膜の袋に包まれて出てくる。
●母犬はこの袋を本能的に噛みひらき子犬を舐め、刺激を与え、呼吸をさせ、子犬が動き始めると母犬は臍帯を噛みきり胎膜を食べてしまう。
●胎膜無しで生まれてくる子犬もあるがすぐ後から臍帯と一諸に胎膜が出てくるので母犬は子犬を舐めた後にこれも食べてしまう。
●子犬の生まれる間隔は30分〜2時間ぐらいの開きが見られるが、その間隔は一定している。
●母犬は分娩している間は、生まれてしまった子犬には注意を払わない。
●次ぎの子犬が生まれてくるはずの時間になつても陣痛の到来がみられない時はお産の終了。
●レントゲンで確認しておくとお産終了がわかりやすいので安心です。
◆母犬が胎膜を破って子犬を取り出せない場合は、子犬を死なせない為に、5分以内に開いて上げる。
●乾いたペーパータオルや布を使って胎膜を引きちぎって開け、子犬をそっとこすって拭き取り刺激して呼吸を始めさせてやると声をだしますが中には水を含んで鳴かない犬もいますので軽くふって水を吐かせますと声をあげます。
●臍帯を子犬の腹部側0.5〜1cm位のところで消毒した絹糸を使ってきつきしばり、結び目の外側の0.5cmぐらいで切断し切り口にヨードチンキを塗っておく。産箱の保温(28度前後)を保つ事が大切です。
◆産後1〜2日のうちに、母親と子犬を獣医師に見せておく事は大事です。
●母犬の子宮感染予防と子宮収縮を起させ子宮内に残っているものを排泄させる為や子犬がらくに乳を吸えるように注射をしてもらうためです。
●特に母犬は産後1〜2日の間、膣からの少量の出血がみられるが、出血が2〜3日経過してもまだ出血していたら獣医師にみてもらうべきです。
  新生児の正常体温・脈拍・呼吸・機能
体温 初日で35.6度  7日目37.8度
呼吸数 初日で毎分20(15〜35)
心拍 初日で毎分200程度
ふるえ反射 生後6〜8日目
運動機能 3週間で姿勢反射・4週間ですばやくつりあいの取れた動き
開眼 12〜15日目
聴力 13〜17日目
視力 21〜28日目

 第5章 分娩後の疾患 
 外陰部を含めた産道・子宮・胎盤・乳腺や全身的な代謝異状なども考えておきましょう。
●外陰部・膣部を含めた産道の問題
自宅分娩をしている時に長い時間胎児が産道停滞・破水が起こると会陰部の裂傷が起こる場合がある。
◆破水が起り膣壁に羊膜・尿膜などの胎膜がなくなり胎児がぴったりと付着して動かない時は、会陰部切開を行なうことにより娩出を行なう。
●子宮の問題
産後の問題として出血・子宮脱・子宮内膜炎・子宮炎・胎盤遺残・子宮・胎盤の退縮不全などが考えられる。
◆出血
分娩予定日間近に交通事故や打撲により早産となつた場合
帝王切開をした時に出血が多くみられる。
◆胎盤遺残
正常分娩時に胎児数・胎盤数を確認しておけば胎盤遺残は避けられる。
◆全胎児の出産直後は充分に子宮を収縮させる薬物療法をして置くとよい。
◆臨床症状として1〜1.5ヶ月も血液も濁ったおりものが続いているのであれば、疑った方がよい。
◆子宮退縮は一般に12時間以上・内膜の修復は4週間・正常子宮に復気するには12週間で早い犬は8週間で正常に戻る。
●乳腺の問題
◆乳腺炎
乳腺炎は一般に細菌が上行性・血行性に感染   <細菌学的には大腸菌郡>
◆全身的に発熱・重度の場合は切開いて排膿するか乳房の全摘が必要です。

 第6章 新生児の疾患 
分娩時における新生児の仮死状態から始まる・病原性微生物の感染性疾患に対して免疫を持っ事が哺乳動物特徴である
●新生児の仮死
◆新生児が呼吸困難ないし、不正で外見上であたかも死亡しているように見えるが心拍動の確認により生存していることを認知出来る犬を言う。
◆原因
母犬における血液循環異状・子宮及び膣の分娩障害からの亡血と各個体の新生児の心疾患・循環障害などで発生する。
下胎向の尾位・胎子過大・鎮痛微弱・産道狭小による難産や胎盤の早期きれつ・胎子羊水誤飲などによることがある。
◆症状
胎子は冷たく運動機能もなく、呼吸が弱く呼吸困難
口腔粘膜は蒼白色く舌はチアノーゼで暗赤色をし、舌を口角より突出する
これらの症状で死亡してしまう犬もいるが早期発見で窒息状態ならばかすかな心音と不整でやるやかな拍動を聴取しうる
◆処置
新生児の口腔内・鼻腔の粘液(羊水をも含む)を取り除く事とすばやく胎子を両手でくるみ込むようにして持ち2〜3回遠心力を利用して吐かせ更に胸部をマッサージ・軽く圧迫を加えて心肺機能を促進させる。
やや呼吸が回復したら寒冷・温熱の感作されない保育器に入れ酸素吸入と保温に努める。

遺伝性疾患について
一般愛犬家や繁殖者の方々が正しい知識を持ち対処していく事が疾患を減少していくには重要
◆膝蓋骨脱臼 後肢の膝関節にある「膝のお皿」が外れてしまう
◆前肢の関節 歩き方がぎこちない
◆前肢の関節 腰を振りような症状
犬の遺伝性疾患(股関節の評価結果を血統書に記載) 
股関節形成不全症を減少させる為に 股関節形成不全症は、腰と左右の後肢をつなぐ関節が綾む事によって関節炎が起こり、痛みが出たり腰を振るような症状が見られ重度になると歩いたり走ったりすることが出来なくなります。この疾患を減らしていくためには正確な知識を持ち、疾患要素を持つ犬による交配・繁殖を避けることが重要です。
股関節の評価 ブリーダーが繁殖する際には、その犬種の気質や体型・遺伝性疾患などの多くの要素を考えて、その犬を繁殖に使用することが望ましいかを総合的に判断する為の経験や知識が求められる。
この判断の為の資料となるのが股関節の評価であります。
股関節形成不全症撲滅 関節炎の確率が非常に高いと評価された場合は、交配を中止する。
疾患の異常が見られない犬 関節炎に異常が見られないと評価された犬同士は、繁殖出来る。
疾患の発症していない家系 良い(ライン)を選び繁殖していく事が重要です。
 所有者の希望実施 その為には、多くの犬の股関節状態を検査・登録する事によってデータバンクを構築することがJKCで求められている。
生後12ヶ月以上の犬に対してレントゲン検査に基ずく股関節の評価が行われています
JAHD評価ボイント 5段評価 FCIの規定による評価
0〜4 股関節形成不全症の兆候なし
5〜11 ほぼ正常な股関節
12〜15 軽度の股関節形成不全症
16〜20 中度の股関節形成不全症
21〜45 重度の股関節形成不全症

 第7章 遺伝 基礎知識
●遺伝子と遺伝形質
◆一般にいろいろな親犬の性質・顔立ち・毛色・体の大きさ・性格などがその子犬にうけつがれることを形質と言う。
形質が子孫に伝わる現象を遺伝といいます。
遺伝子の本体は、染色体中に含まれるデオキシリボ核酸(DNA)と言う物質である、遺伝子の量は減少したり質が変わったりする事がないので遺伝子情報は子孫に正確に伝えられる為血統を知る事がいかに大切か訓練やブランド保持にもプラスです。
◆染色体と性
生物の染色体の数はその種類によって異なるが同一の種では一定している。
人間の場合は46個・犬78個あり形と大きさが等しい同形同大のものが2個ずつ対になり39対からなつている、こうした同形同大の染色体のことを相同染色体というが、その各2本のうち1本は父犬からと他の1本は母犬からきたものである。
当初の犬は純血統書と犬が違う為事実を知り大変なショックを受け犬の研究とDNAに拘り少しでも皆様のお役に立てばと思って日々努力しております。
●育種と交配の方法
犬の繁殖で考えで欲しいことは、優秀な子孫を増やし保存していくことですので、その為には遺伝的要素と環境面の両方から改善していき最も理想的な育種法であるが、実際に両方を満たしながら繁殖するのは困難である。そこで犬の有用な遺伝的要素を良くする方法で繁殖が行なわれている。
◆良い犬は誰でも作れるものではなく、基本的には良い形質を固定して、悪い形質を除去しながら、理想とする犬を作出していきますそれには、長い年数と豊富な経験と遺伝の知識に基ずいた計画繁殖の末に完成されるのです。したがって個々の繁殖は一歩でも基本的姿勢に近付こうとして繁殖しているのですそうして生まれた子犬がその犬舎のブランドでありオーナーの個性を表現しているのです。こうした犬の観点を人目見れば顔立ち・体型・遺伝的要素の個性で犬舎名も解かるのです。
●繁殖の目標
◆現有する犬が持っている特定の形質を遺伝的に固定させたい場合
◆現有する犬が持っている特定形質を次代で除きたい場合
◆現有する犬が持っていない特定の形質を次代に伝えたい場合
こうした目標を達成するためにはどの犬と交配させるかが重要になってきます。
◆交配の相手によって繁殖の成功と不成功が決まってしまうといつても過言ではない。
●交配方法
犬の交配法には個々の犬種の育種レベルと密接に関係していてそれぞれの段階で交配相手の選び方が異なる。
◆新品種の制作を目指した繁殖法
◆新しい品種の特徴的な遺伝形質を固定するのに適した繁殖法
◆こうしてできあがった品種を維持し改良を重ねてより良い品種に育てて行くのに適した繁殖法
今日、ショードッグとして我々が飼っているパグ犬は日本で40年続いている犬舎の血統により独自のブランドかして保持されているのです。
◆同一犬種の中でも、同じ犬種としての特徴を有しながらいくつかの個性的な特徴をもつ系統が生まれているのも今日的な特徴であるそのため交配法も同じ犬同士を掛け合わせる純絆交配法を基本に、次ぎのような方法が一般的です。
●ラインブリード(系統交配法)
●アウトクロスブリード(系統間交配法)
●インブリード(近親交配法) 繁殖方法が変化して親子・兄妹・姉弟間の近親交配は禁止
形態形質の遺伝
●体型の遺伝
◆犬種によつておおよその体型・体重・体長・体高等の範囲が遺伝的にきまっている。
◆体型の異なる両犬種を掛け合わせたF1では多くの形質が両親の中間を示す場合がみられ、そのF1に両親のどちらかを「戻し交雑」するとできた子犬は戻し交雑に使われた親犬にきわめて近い体型となる。
●目の遺伝
◆犬の目は丸い瞳孔を持っている。 目の色の遺伝は一般にIr・Irm・Iryの三つの存在が知られている。
Irの遺伝子は黒い目の遺伝子で、山羊色の遺伝子bbとの組み合わせでは暗い茶色の子犬が生まれる。
Irmは中間の黒い目の遺伝子で、bbとの組み合わせでは薄茶色の子犬が生まれる。
Iryは薄茶色の目の遺伝子で、bbとの組み合わせでは大変うすい薄茶色の子犬が生まれる。
◆青い目の犬は色素欠乏症と考えられる。
◆進行性網膜葵縮症は目の欠点の一つとされて、これは生後六週間以上経過した子犬に見られ、目が緑色がかった薄い色合いをしている。
この病気を持った子犬は次第に夜盲症に進行していき多くは全盲になってしまい単純劣性遺伝によって引き起こされる。
●頭部の遺伝
犬の頭の形は三つに区分される。
◆頭が大きく丸みを帯びて口吻の短い短頭型で一般にブルドッグ型と呼ばれパグなどがこれに属する。
◆頭蓋が狭く口吻の長い長頭型でポルゾイ・サルーキなどがこれに属する。
◆原始的な形を示す標準型で日本犬・シェバードなどがこれに属する。
三つの頭を比較すると頭蓋の部分は余り違いはないが、口吻の部分に著しい違いがみられる。
◆歯列については一定してどの犬も42の歯数である。
●尾の遺伝
長い尾の場合には、ニつのく組み合わせによって影響される。
◆長尾Lと短尾Iの組み合わせであるがLが単純優性なのでFの尾は長くなる。
◆まつすぐ尾Bとねじれ尾bとの組み合わせではBBとLとのいくつかの組み合わせで尾は全てまつすぐになる。
◆bbと長尾のLL・LIとの組み合わせでは曲がった尾を持った子犬が生まれる。
特徴的な尾の代表犬がブルドッグです。
●毛色の遺伝
毛色の異なるクロパグ犬フォーンパグ犬同士を掛け合わせると、毛色は色原体遺伝子とが10〜13体もありこれらの組み合わせで毛色を表す。
●毛質の遺伝
◆短毛の遺伝子は直毛・巻毛・波状毛に対して短毛が優性である。
◆縮毛に対して短毛は劣性とされる。
これら被毛の質は個々の因子は互いに独立して遺伝するので分離や組換えによつて親に見られない毛質の多少ある。
●耳の遺伝
耳の形や大きさも犬種の特徴を区分するポイントの一つであります。
◆パグはボタン耳・ロース耳が特徴で筋肉の発達でも左右されるので複雑です。
●肢の遺伝
四肢の長さは短肢・長肢・普通肢に分かれる
◆ダックスフンド・狆やパグなどは短肢で肢骨が短いばかりでなく太くて骨の質が荒く湾曲する傾向があり小型犬に多い。
◆体の位置は低い。
◆異なった長肢間の交雑では、短肢は長肢・普通肢に対して優性。
病理的形質の遺伝
●遺伝病の防止
致死・半致死形質
●奇形病は、受胎直後の十数日間に死滅する例が多いので目立たないが登録申請には2003から記載する。
生殖器系の奇形は直接生命とは関係ないので多発している。
常染色体による奇形の多くは致命的であるが、性染色体による奇形はそうでないのでかなりの問題を含んでいる。
●皮膚病は、かかりやすい犬種そうでない犬種もあります。
季節的温疹は内部泌腺との関係が深いとされていが縮毛は抵抗性が最も強く。短毛のパグは中間ぐらいで、長毛犬が最もかかりやすいとされている。
●毛包虫病は、ダックスフンドは感受性が高く、テリアは抵抗性が弱いので特殊なカビによる皮膚病にかかりやすい。
●ジステンパーに対する抵抗性にも形質的な影響がありハウンド犬は非常に感受性が高く死亡率も高い、ビーグルや日本犬もかかりやすい方です。
●血友病は、人間と同様に劣性の伴性遺伝とされ、急激に骨格筋が硬直する一種の神経症がテリアに多く見られ各種の遺伝性疾病も少なくないです。
◆血友病       コリー・ビーグル・ラブラドール犬他
◆口蓋裂       短頭品種
◆泉門閉鎖不全   コツカー・スパニエル
◆食道狭い      テリヤ・シェパード犬他
◆心蔵奇形      ボクサー他
◆動脈官の開存
非致死的形質    プードル・ポメラニアン他
◆白内障        ビーグル他
◆ペルテス病     フォクス・テリア他
◆不整噛合      ダツクスフンド・ブルドック他
◆軟骨形成不全   パセツトハウンド・ビーグル他
◆曲がり尾       フォクス・テリア他
◆無尾         コッカー・スパニエル他
◆臍ヘルニア     ペキニーズ・コリー他
◆内反症        チヤウチヤウ他
股関節形成不全(HD) シェバード・ラブラドール他


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